触れることを許されない

夢の花

触れたら溶けてしまうから

まるで

まるで

僕。

2005年3月3日 世界の果て
一体何を考えているんだろう。
一体何がしたいのだろう。
良い人になりたいわけでもないけど。
悪人になりたいわけでもない。
やりたいことは確かにあるけど。
絶対やりたいわけでもない。
僕は何の為に存在して。
僕は何の為に死ぬ?
反世界の僕は何を考えているんだろう。
反世界の僕は何をしているんだろう。
この手を伸ばせば何がある?
この足で一歩踏み出したら何がある?
瞳を開けたら何が見える?
僕は地図を無くしてしまった。
地図の名前は「望む未来」。
これからどうすればいいか分からなくなった。
光を放つランタンもどこかに無くしてきたようだ。
空が見えない。
道が見えない。
自分の手すら見えない。
ランタンの名前は「希望」。
これからどうすればいいか分からなくなった。
ただただ。
途方に暮れている。

僕は。
本当に存在しているのかと思うくらい。
この世界はとても静かだ。
聞こえる。

僕を蔑む声。

背中を蹴られて。

僕は振り向く。

僕をあざ笑う声が。

大きく聞こえた。

歯を食いしばって。

僕は睨み付けた。

でもそろそろさ。

僕、大人じゃないからさ…我慢できないんだよ。
なんか疲れたなぁ。色々。笑いが出るほど。部活も学校も家族もクソ親父も。なんでかなぁー僕がいけないのかなぁー悪いところがあるなら言って教えてくれよ。僕これで生きてるんだもん。完璧じゃないんだからさ。言ってくれないとわからない事だってあるんだよ。
リストカットする勇気は無いけど旅に出る勇気だったらいくらでもある。
疲れたなぁ。人生うまくいくことばかりじゃないって分かってるのになぁ。人にそう言って励ましてるのに僕ってつくづく馬鹿だなぁ。自分でその意味を理解して無いみたい。嫌になるよ。部活なんて辞めてしまえば、学校なんて中退したってさぁ、いっそ勘当とかされて一人で暮らしたらさぁ。今の僕にはどんなにいいことなんだろう。よく分からない。何書いているんだろう。
痛い。頭も手も足も体も何処もかしこも痛い。イライラする。最低だ。
もう何がどうなっていて、何をどうすればいいか分からなくなってきた。
僕は嘘つきは大嫌いだ!知ったかぶりも猫かぶりも大嫌い!そんな奴片っ端から消えてしまえばいい。
はぁ自分か最低なのは分かってるんだけどさぁ。それでも生きてるんだよね。

近くにいてくれる、親友がほしい。僕の話を聞いてくれる、心の親友。うわべだけじゃ駄目なんだ。僕の近くにいてくれる、話し相手がほしい。
もーわかんない!わかんない!分かるものか!あたしは仕事してやってるんだ。やりたくてやってるわけじゃない。誰だ。学生は勉強が仕事っていった奴。自分じゃないか。なのに深夜まで仕事させるのはどうしてなんだよ!矛盾してるじゃん!矛盾も僕は大嫌いだ!!おかしい!矛盾はおかしいんだよ!僕もおかしいけどあたしの周りにいる奴も屁理屈だらけだ!嘘つきだ!矛盾してる。何もしたくない。星屑に寝たい。一生覚めない眠りが薬屋さんに売ってるなら、どうやって手に入れよう。みんな軽蔑してる。僕がおかしいから。皆のようになれない。皆みたいになりたくは無い、けど、ならなきゃ僕はおかしいまま。軽蔑される。僕は、矛盾してる。
掴んで。
髪の間に指を通し。
すーっと抜く。
僕はそんな癖がある。
いつからかは分からない。

前に誰かから聞いたことがある。
髪をいじる人は…

将来剥げると。

悲しい未来を知ってしまった。

父。

2005年2月27日 世界の果て
僕の父は子供が嫌いだ。いや家族というものが嫌いなのだと思う。世間体を気にしてあくまでも世間から見ておかしくないモノを作ろうとしているただの人なのだと思う。口からは家族のために稼いでるだの、なら仕事なんかホッポリ出して遊んでればいいのかだの言っているが実際やったことが無い。お金さえ入れればいいって言うものじゃないと思う。なんだかんだ理由をつけて飲みに行き家族に暴力を振るってれば世話ない。飲み屋では家族思いの良いパパ。うんざりだ。町内ではお偉いさんと仲良くして、小学校でPTA会長を務めて、建築家で、調理師免許を持ってて、はたから見れば完璧なパパだろう。でもそれだけなのだ。母との会話はそれのグチ。子供のことなど何にも気にしない。食べに行くのも飲み屋で「もっとレストランとか連れて行きたいんですけどね」なんて言われた日には頭から噴火しそう。子供がいるのが面倒みたいなことを言う時もある。世間からの眼を気にしているだけの父。いつかこの人の鼻をへし折って見せる。
あなたは万華鏡

見るたびに

変わっていく

時にはシンプルに

時には華麗に

変わっていく

同じ時は無い

いつも

輝いている

そう

万華鏡のように

人間

2005年2月26日 世界の果て
今世の中最低なことばかり起きている

この世で最も汚れている生き物だといっても

過言は無いだろう

だけど

何かを生み出すことも出来る

それも

人間の一部であることは

明らかである
アナタと繋がっていられる気がした

いつまでも

アナタの温もりを感じることが

出来ると思っていた

あの頃までは
衝撃的事実に気づいた僕!
ケータイバイブやん!
ロッカーで鳴ってるかも?
ブーブーブー

今日はハンバーグ
案の定吐き気が襲う
こりゃ洒落にならない
あーどうにも止まらない
ノンストップ!!
気持ち悪いー…
でもこれで痩せる事が出来たら
嬉しいかも
棚からぼた餅なのだ…

     獅櫻
あーこの頃運が悪いなぁ…
仕事はきついし
まともにご飯は食べられないし
しまいにはケータイないし!!
随分部屋を探した結果

あっ…ロッカーやんけ

の考えに達した
あー自分失敗★

からだの調子もおかしいらしい
ご飯を食べたりしてると
吐き気が襲うのだ
なのでお茶碗いっぱい食べらないのだ…
ショボーン
風邪の一種かな?
駄目だこりゃ

昨日は日記を書きそびれるし
うーん
いまいち低迷運
ぷーぷーぷー
ケータイなし
お金もなし
運もなし

パラッパラッパッパ
ダー
昨日の食事

朝、抜き
昼、ハンバーガー
夜、スパゲッチー
今時の思わしくない食生活。僕は死の境を迷いました。スパゲッチーを食べている時!僕はちょっと食べたりないかなと二杯目を少し口にした瞬間!!!
「…」
痛い…お腹が痛い…のた打ち回りそうなくらい…苦しい。ああ…二杯目が多かったのか…僕はこのまま病院へ運ばれて「食べすぎです。もう手遅れでしょう」なんて言われて…うう…
なんてことあるかーー!と気持ちを入れ替え随分早く就寝しました。

その晩見た夢がお母さんと一緒に線路を走っている夢でした。列車に乗る為に走ってたんだけど乗れなくてその列車の中身が大量のスパゲッチーだった…ああ寝苦しかったような…変な感じ
過去に起きた出来事は

一から十まで全て覚えることは出来ない

だから記憶はツギハギだらけになってしまう
ある公園に一人の男がやってきた。苛立ちを表に出しガタン!とベンチに腰掛けた。すると雨が降ってきた。男は戸惑う様子も無く空を見て…
「ははっついにお天道様にも見放されたか!」
と言った。どれ位時間が経っただろう。男はポケットから煙草を取り出し一本、口に銜えライターで火を点けようとした。だが濡れている煙草は火が点くはずも無く真ん中でポロッと折れた。
「ちっくしょう!」
男は地面に煙草とライターを叩きつけた。目を前にやると一匹の汚い子犬がいた。
「何見てんだよ…」
「…クゥン」
「うざってぇんだよ!どっか行けってんだ!!」
「…」
「…なんだよ。テメーまで俺を馬鹿にすんのか?!」
「…」
「どうせお前も俺のこと人間のカスとか思ってんだろう!ああそうさ!俺は人間のカスだよ!賭け事に金注ぎ込んで借金塗れになって…ヤクザに家取られて…女に逃げられて…何にもねぇ一文無しだ…」
「…クウン」
「…」
「…」
「お前も一人ぼっちなのか?」
「…クウン」
男は大きくため息をついて小さく笑うとと子犬を抱いて歩き出した。
「俺の名前は洋介。今日からお前は俺が飼ってやる!名前は、そうだな…シェパードキング一世だ!いい名前だろう!!」
「ワン!!」

声が聞こえた

2005年2月22日
部屋に篭っていた時

僕は声を聞いた

「       ?」

何を言っているのか

よく聞き取れなかった

空耳だろうと

僕は無視した

その夜

僕はまた声を聞いた

「どうして無視するのよ!答えなさいよ!」

僕はビックリした

窓の外で女の子が立っていた

「男だからとか関係なく悩んでるんだったら助け合うのが普通でしょ?!」

「まさか…お前あれからずっと待ってたのか?」

女の子は笑った

「上がっていい?今日意外と寒くてさ!」

僕は小さくうなずいた
どれも保障なんて無い
とても不安定なもの
僕は今までどれだけ
それを求めてきたんだろう
数え切れないほど
手を伸ばしたんだろう
でも何処にも無かった
どれも不確かなもので
誰も手に掴むことは出来ないはず
でもどこかにある
それは気づけない
遠く遠くに
どこかに存在してる
ふいにある考えが浮かぶ
「そんなものあるわけないじゃん」
あながち嘘ではないと思う
手に入れたというのなら
僕に見せて欲しい
僕は手を伸ばすことに
疲れた
嫌悪感を感じた
飽きてしまった

休む
疲れちゃった
だらんと腕を下ろして
力を抜こう
椅子にもたれて
眼を閉じて
眠ろう
ただ
ただ
ひたすらに
僕はココにいる

君が笑ったから
僕は笑った

君が離れていったから
僕は泣いた

次の日はお腹を抱えて
笑った
腹痛が
面白かった

次の日はテレビを見て泣いた
別にテレビが悲しかった訳じゃない
目は画面を見ているのに
気持ちはどこかに行ってしまっていた

そんな日が続いたある日
僕は一筋の光と出会った
でも僕は光を恐れ背を向けていた
けどそれでも光は僕の近くにずっといた
うっとおしいこともあった
だけどある時僕は光に触れてしまった
とたんに涙は溢れ
僕は今までの考えを改まった

光の傍にいることが
安心するようになった時
僕の後ろには
闇が迫っていた
そんな時光は分裂し
時には慰めてくれたり
時には励ましてくれたり
時には闇とお話しに行く事もあった
光は教えてくれた
「君と同じ気持ちだったんだよ」と

僕は泣きそうになった
君も不安だったんだ
僕と同じように
分からなくなっていたんだね

でも僕はこの短い間に
随分と臆病になっていたようだ
今はソレが分かっていても
君に話し掛ける勇気が出ない

           獅櫻

大丈夫。大丈夫。

2005年2月19日
僕は君に励まされた。
だから大丈夫。
胸に手を当て冷静になった。
落ち着いた。

言葉が凄く優しかった。
優しすぎて。
優しすぎて。
僕には眩しすぎた。
一筋の水がこぼれた。
次々と溢れてくる。
でも。
気にならなかった。
僕は無表情のまま。
ただひたすら言葉を見た。
アリガトウ。
アリガトウ。

もしどこかで出会えたら。
お酒を飲もう。
お菓子も食べて。
夜更かしして。
夜の街を歩こう。
海に行って。
「あの時はありがとう」
って僕が言って。
朝日を見て。
帰ろう。
自分達の世界へ。

僕は。
帰ることの出来る。
世界を目指すことにする。
道標になってくれる人を探す。
死ぬまで。
体が朽ちるまで。
その帰る場所を求めることだろう。
色々な人に励まされた
元気が出た
今日なら
言えると思った
だけど
勘違いだった
勘違いもほどほどに
とはこういうことをいうのだと
改めて感じた

言えなかった
話せなかった
近づけなかった
まるで
足が吊ったかのように
避けて
逃げているかのように
僕は離れた

挨拶は
した
けど
あの人は
僕の声など
聞こえていないように
喋り続けていた
怒りが
込み上げた

僕は何もかも
何もかも
めんどくさくなって
しまった

友人も
先生も
先輩も
親も
何もかも
消えてなくなれ
そう思った

何もかも手遅れ
人間は
身勝手で
いつも
争いばかりしている
よくぬけぬけと
世界平和だの
幸せだの
言えるものだ

そんな幸せが
何処にあるのだという
見せてくれよ
幸せや
世界平和や
そんなものがあるのなら
教えてよ!

どうして
みんな仲良く
なれないの?
どうして
争いなんて
言葉が生まれたの?

この世で
一番叶わない
願いというのは
「世界中の人と仲良くなる」
ということだと思う

出来損ないの僕
もう疲れてしまった
もう嫌だ
もう嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ









どんなに叫んでも
何処にも
何処にも
何処にも届かない!!!!!
もし今翼が生えたなら
どんなに良いことだろう
真っ白い純白の翼
まるでウェディングドレスのように
風に揺られたなら
この地を去る良い理由になるかもしれない

警察が捕まえに来るかもしれない
科学者が欲しがるかもしれない
ハンターに打ち落とされるかもしれない
NASAが調べに来るかもしれない
それでも気取って言えるかもしれない
「今までありがとう」…と

朝目が覚める瞬間に見る
あの翼
僕が身に纏うのが近いのかもしれないな
せめて今僕に与えられている
仕事は終わらせないといけない
他人には迷惑はかけられないから

飛び立ってもいいけれど
立ち去っても良いけれど
打ち落とされてもいいけれど
誰か僕の傍で話をしてくれないか?
この世にまだ存在しているんだと
確認したいから

              獅櫻

< 9 10 11 12 13 14 15 16 17

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索