弾き鳴らしておくれよ
2005年5月3日 世界の果て聞かせておくれよ、お前の旋律を。
得意げにピアノを弾くお前が好きだった。
音色に癒されて、幸せだったよあの頃は。
けどお前は変わってしまった。
知らないお前になってしまった。
お前はピアノに近づくことさえなくなった。
夜の繁華街を仲間と練り歩くお前を見た。
俺を見て、お前は気づきもしなかった。
ヤバイ取引や薬に手を出して何が楽しいんだ。
お前は俺の手を掴んで言った。
「そんなにあたし可愛い?ならお小遣い頂戴よ」
涙が一筋流れた。
お金を出してお前が元に戻るなら幾らでも出そう。
ひと月後に見たお前は刑務所みたいなところにいた。
暴れて、理性を失ってて。
弾き鳴らしておくれよ。
元のお前に戻っておくれよ。
得意げにピアノを弾くお前が好きだった。
音色に癒されて、幸せだったよあの頃は。
けどお前は変わってしまった。
知らないお前になってしまった。
お前はピアノに近づくことさえなくなった。
夜の繁華街を仲間と練り歩くお前を見た。
俺を見て、お前は気づきもしなかった。
ヤバイ取引や薬に手を出して何が楽しいんだ。
お前は俺の手を掴んで言った。
「そんなにあたし可愛い?ならお小遣い頂戴よ」
涙が一筋流れた。
お金を出してお前が元に戻るなら幾らでも出そう。
ひと月後に見たお前は刑務所みたいなところにいた。
暴れて、理性を失ってて。
弾き鳴らしておくれよ。
元のお前に戻っておくれよ。
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